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とあるヴルカヌス生の先輩のブログを読んでて、その文章が綺麗すぎて感動した。思えば最近は学術系しか本を読んでいない。綺麗な(修辞的な?)文章に触れていなさすぎてそれが存在すること自体を忘れていたような気がする。
こんな駄文を曝け出すのは少し恥ずかしいけど、それも含めてのブログということで続けます。
ところでオランダ語引き続き学習中なんやけど、意外と難しい。何が難しいって文構造が英語と違うから喋るにも聞くにも一旦脳内で並べ替えないといけない。例えば
I see the dog.
I see the dog. (Emphasis on the dog)
Because I see the dog, ...
はオランダ語でそれぞれ
Ik zie de hond. (SVO)
De hond zie ik. (OVS)
Omdat ik de hond zie, (SOV)
過去形や助動詞が入る時も
I can see the dog.
I saw the dog.
と英語ではSVOを保つのに対して
Ik kan de hond zien.
Ik heb de hond gezien.
とオランダ語では対応する言葉がどこか咄嗟には分からない。たった3文字からなる文ですらこれなのに、that節と副詞節と前置詞句を複数かました文なんてどこが何にかかってるのかさっぱりわからない。
ちなみにスペイン語だと
Yo veo el perro.
Porque yo veo el perro,
Yo puedo ver el perro.
Yo vi el perro.
まぁ、スペ語は目的格の代名詞がめんどいことになってるけど使わなければいいだけやし…。
考えてみると英語はSVOの狂信的信者なのかもしれない。スペ語もイタ語もドイ語もオランダ語も質問形で文を作るときはSVをひっくり返すのに対して、英語では形式述語doを入れることで名目上ひっくり返してはいるけど、実質的にはメインの動詞のSV順序は変わってない。
I eat.
Do I eat?
今まで疑問文では何故doを入れないといけないのか不思議だったが、SVOの形を保ちたかったのか。